「ねんきんネット」の使い方 年金見込額を確認する方法!実際の操作画面で解説します

「ねんきんネット」の使い方 年金見込額を確認する方法!実際の操作画面で解説します
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今回は、「ねんきんネット」を使って、自分の年金見込み額を確認する方法を紹介しています。動画内では、私が実際にねんきんネットにログインして説明しています。

「ねんきんネット」にログインしてから、画面下にある「将来の年金額を試算する」をクリックすると、「かんたん試算」と「詳細な条件で試算」を選択する画面が出てきます。

この2つの違いですが、「かんたん試算」は、読んで字のごとく複雑な条件を設定せずに、今と同じ給料で60歳まで働き続けた場合に年金がいくらになるのかを試算するもので、「詳細な条件で試算」の方は、役職定年などで今後、給料が下がる場合とか、繰上げ、繰下げ受給を選択する場合とか、早期退職して独立する場合など、さまざまな条件を設定して、将来の年金額を試算するというものです。

ここでは、最初に「かんたん試算」のやり方から説明して、その後に「詳細な条件で試算」の説明をしたいと思います。

「かんたん試算」のやり方ですが、「かんたん試算」をクリックすると、現在の加入状況を反映した簡単な前提条件が表示されます。

期間は、今から59歳11ヶ月まで、現在と同じように働いて年金保険料を払い続けた場合で設定されています。前提条件を確認した後に、画面右下の「試算する」をクリックすると、試算結果が表示されます。

最初に、65歳から支給される年金の月額が表示され、その後に年齢別の支給額の推移表がグラフで表示されていて、支給される年金の内訳が色分けされています。さらにその下を見ると、グラフで表示された金額が数字となって、表示されています。

次に「詳細な条件で試算」の方をクリックすると、①から④まで質問が出ています。①では、今後の職業について入力することになります。職業が変わる予定がない人は、①は飛ばして②にすすみます。もし、今後職業が変わる予定がある人は、画面右下の「今後の職業などを追加する」と書かれたボタンをクリックします。すると、「現在の職業を継続しますか?」と書かれていますので、当てはまるものをクリックします。このような感じで、選択した項目に合わせて、質問が表示されるので、順番に答えていきます。全ての質問が終わると、自動的に②の入力画面に進みます。

②では「受給開始年齢の設定」を行うことができます。これはつまり、繰上げ受給か繰下げ受給をする場合のみ入力するという事です。もし、受給開始年齢を変更しない場合は、②は飛ばして、③に進みます。もし、受給開始年齢を変更する場合は、画面右下の「受給開始年齢の設定を変更する」と書かれたボタンをクリックし、出てきた質問に答えていくことになります。入力が終わると、③を入力する画面に切り替わります。

③では、「国民年金保険料の納付等に関する設定」を行います。これは、国民年金の未納期間がある人、もしくは免除期間がある人が入力の対象者になっていて、追納する予定を入力します。因みに未納期間がない人は、「未納期間がないため、納付できる月数はありません」と表示され、入力不要になりますので、ここは飛ばして、次の④に進みます。

④では、「パターン名の入力」を行います。パターン名の入力とは、今回入力した内容を保存する際の「ファイル名」ということになります。画面には、あらかじめ入力した日の年月日が表示されていますので、差し支えなければ、これをそのまま使います。最後に、画面右下の「試算する」と書かれたボタンをクリックします。

すると、試算結果が表示されるのですが、内容的には、「かんたん試算」の試算結果と同じように表示されます。

最後に、2つだけ絶対に気をつけてほしいことをお伝えして終わりにしたいと思います。一つ目は、ねんきんネットを終了する時に画面上部にある「ログアウト」ボタンをクリックして終了するということです。もし、ここをクリックせずに画面を閉じると、次にログインをする時に、「リセット」を要求されてしまいますので、注意してください。

もう一つの注意点は、インプット中に前の画面に戻りたい時の操作方法ですが、必ず画面下部にある「○○画面に戻る」と書かれたボタンをクリックして戻るようにしてください。
もし、画面上部にあるインターネットエクスプローラーやグーグルクロムなどの戻るボタンを押してしまうと、自動的に画面が閉じられてしまうので注意してください。

動画を見て疑問に思ったこと、また何か聞きたい事があれば、コメント欄に質問をお願いします。

#年金ネット #使い方 #見込額

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