不倫について

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本日は「不倫」の話をしようかなと思います。

フラストレーションをどう管理するかということで、人間というのは性欲だったり、本能がありますよね。その本能を抑えなければいけないですね。
集団生活をする上で、僕らは自分のやりたいことをやりたいがままやってはいけないわけですよ。

本能を抑えてあげなきゃいけないですね。
でも、抑え過ぎるとやっぱりこうモヤモヤしちゃいますよね。
このモヤモヤがフラストレーションだったりするんですけども、今回は不倫をめぐるこのフラストレーションを語ってみようかなと思います。

不倫はよく叩かれていますよね。
芸能人がよく叩かれていますね。社会から奇異に見られたりとか、叩かれたりします。

ある人は「そんなの個人の自由じゃないですか。ほっとけ」とか。ある人は「いやいや、そういうのもね。人間の弱さだからいいじゃないか」とか色々なことを言います。

実際色々なコメントを読んでいると、全体が見えてない人が多いなと思うんですね。
登場人物の一部だけしか見てなかったりするので、全体を語ってみてその上でどういう風に考えるかをしてみた方がいいんじゃないかなと思いました。

■当事者だけの問題ではない

今回はいろいろ登場人物をざっくり出しました。

まず本人です。男性としましょう。
若い女性を見つけてきて恋に落ちるんですね。かわいいな、素敵だなと。
結婚していて、子どもがいても思う人は思います。ああ、素敵だなと。

だんだんちょっかいを出してきて、なんか「この子だったらいけるかもしれない」とアプローチするんですよね。
弱いところがあったり、この人が誰かを頼りたい気持ちを利用するというか、突いていくわけですよね。それで恋仲になるということですよね。

そうなってくると、不倫が始まった時にどこかでバレるわけですね。
どこかでバレたりするわけです。そうするとパートナーは傷つきますよね。
うまくやっているとか、自分はこの人を愛していたのにと思って傷つくわけですよね。

傷つくと喧嘩になりますよね。喧嘩になる。
両親が喧嘩していると子どもにストレスがいきます。
子どもは結構そのストレスを感じます。両親が喧嘩していて仲悪かったり、喧嘩していてそれをストレスに感じない子どもはいないので、嫌な気持ちになります。

それで「お前、お父さんの味方なのか」「お母さんの味方なのか」とか言って混乱したりする。
まあここまではデフォですね。

じゃあそれだけで話が済むかというと、そういうわけじゃなくて、じゃあ不倫相手はどうなんだとか。
この人の親族、親にも話が行ったりとかで、自分の親に相談したり。
まあ親族を巻き込むことがありますね。

これが友達を巻き込むこともありますよ。
いやいや、本人たちの問題じゃないかと言いたいかもしれないけれど、それはそう思う人もいれば思わない人もいっぱいいるわけで。

だいたいこの人たちだけの問題にはなりません。
当事者だけで済むだろうと思いたいですよ。思いたいかもしれないけど、そうはなりませんね。
色々な影響が出てくる感じですね。

■社会とのやりとり

あと社会ですよね。
社会とのやりとりも当然発生しますよということですね。

社会は日常とルールを守りたいので、日常とルールを乱すこの人をある意味糾弾するわけですよね。
日常を壊すわけなので。
過去にやはり不倫の被害に遭った人たちもいるわけですよね、社会の中には。
不倫をした人のパートナーたちだったり、子どもたちだったり。

不倫相手もそうですよね。ある意味被害者。親族とかもそうなので、こういう人たちも嫌な思いをするかもしれない。芸能ニュースとかだと。

あと経験者ですね。不倫をした側にいる人たちもトラウマを思い出したりすることがあるのかもしれない。
あとは全く考えない人たちも、何となくその場の勢いでわいわい騒いじゃうかもしれないなという感じです。

これが不倫で起きていく登場人物一覧という感じですよね。

■相手が冷めることもある

あとは不倫でよくある話といったら、バレなくても不倫相手が冷めちゃうことありますよね。
年上の相手に対してある時期が過ぎると冷めちゃう。
なんかこう小説「ロリータ」みたいな感じで、いつかは離れていくんですよね。
魅力を感じなくなっちゃうんですよね、おじさんに対して。

あとはそうじゃなくても、不倫相手の若い時間を奪ってしまうことでもあるので、それで恨まれるというパターンもあったりするなという感じですかね。
まあいろいろあります。

そういうことを見ていくと、衝動や欲望というのはあるんだけど、この欲望を抑えなきゃいけないですね。
抑えなきゃいけないなということがわかる。
だけどなかなか抑えきれない。抑えようと思っても抑えきれない。
このフラストレーションがテーマといえばテーマですよね。古今東西ずっとあるテーマですよね、人間の。

当たり前のことを言ってるだけじゃないかと言われそうですけど。

■欲望の抑圧がどう機能するか

あとはこうこの「欲望」ですね。欲望の抑圧がどう機能するかという話でもあったりしますね。

普段、我々大衆は欲望を抑圧しているわけですよね。
やりたいことをやれず、ずっと我慢しているわけですよ。社会の中で生きていくために。
社会の中で生きていくためには色々な人がいるから自分を出しちゃいけないですね。自分の欲望を出しちゃいけないわけですよ。
抑えなきゃいけないですね。

でも解放したいわけですよ。仕事が終わったりしたら。
それを解放するにはどうしたらいいのかというと、テレビを見たりYouTubeを見たりして、その欲望をそのまま解放している人たちを見ることによって、見ている間はその人たちと自分を同一化させて、欲望を部分的に解放しているんですよね。

だから、芸能人というのは欲望を再現している。
コントであったり、演劇であったり、リアリティーショーかわからないですけども、芸能人が代理している、YouTuberが代理していたりします。

だから芸能人たちというのは、そういう欲望を代替している人たちではあります。
それによって解放している。
大衆の抑えているフラストレーションを解放しているという役割もしています。

でも、彼らは自分の欲望をコントロールさせてもらえない、ある意味。
させてもらえないがゆえに、自分たちの私生活を破綻させてしまうこともよくあったりします。

だから何ていうのかね、欲望を解放していれば解放しているほど、それはコンテンツとして魅力があるわけですよ。
それが演技ではなくリアルであればあるほど、我々はそこに惹きつけられるんですね。
悪い人がいれば、より悪いもの。悪い人たちが悪く遊んでいる姿にやっぱり惹かれちゃうわけですね。

それは僕らが普段抑圧しているからね。
だからガーシーチャンネルはやっぱり惹かれるわけですよ。
綺麗な芸能人が買い物をしている姿にも憧れて見たくなるし、大食いをしている、綺麗な人たちが大食いしている姿、食べても食べても太らないあの姿を見て解放されていくというのはありますよね。

普通の人なんだけど、自分と変わらないような見た目、自分と変わらないような人たちがいっぱい食べたり飲んだりしているのを見て解放されるというのもあります。
代理作用だったりしますね。

■寛容と教育、三すくみ

あとは寛容と教育。
結局この「弱さ」というものをどう寛容していくのか。

傷つけられた人たちがいる。傷つけられていながらも、どう寛容していくのかというのも一つのテーマだと思いますし、教育も大事なテーマかなと思います。

あとは三すくみの話ですよね。
つまり僕らというのは社会とか常識と呼ばれる、「超自我」呼ばれるものと、「リビドー」という本能、これを調整しなければいけないんですよ。「自我」というのは。

調整するのが大変。
リビドーが強くなればなるほど、超自我、厳しい教えルールは厳しくなるし、両方厳しくなると自我は逼迫するし、押さえつけるのも大変になってくる。

程よく欲望も小さくなっていって、超自我も小さくなれば生きやすい。
「こうすべきだ」というのが弱くなったほうがいいし、社会は生きやすいし、自分の欲望も小さくしていくとやりやすいです。

資本主義は欲望をかき立てるわけで。
SNSは欲望をかき立てるわけですよ。
リビドーを刺激し続けるので苦しいわけですよ、そんなものを使ってたら。

リビドーが強くなればなるほど超自我も強くなるわけですよね。ルールとかも厳しくなるから、より生きづらくなるわけで。
だから何て言うのかな、そういうことです。
そういうことも踏まえつつ、不倫の問題を考えてみるのも面白いというか意味があるんじゃないかなと思います。

結局、フラストレーションというものは解決しないので、人類に本能というものがある限り。
不倫の問題というのは恐らくなくならないでしょうし、SNSとかそういうもの、資本主義というものが掻き立て続ける限りやはり苦しくなっちゃいますから、超自我も強くなっちゃいますから、そういう三すくみの構造も理解してもらえたらなと思います。

今回は、不倫をテーマにフラストレーションをどう管理するか、というテーマでお話ししました。

#精神科医 #益田裕介 #オンライン自助会

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