岸田首相は情勢が悪化しているアフリカ・スーダンの首都ハルツーム市内で、退避を希望してた全ての日本人の退避が完了したことを明らかにしました。 政府内からは「まずは、退避計画はうまくいった」という声が出ています。その理由について、ある防衛省関係者は「初動の早さが決め手となった」と話しています。 岸田首相「本日未明にかけ、大使館関係者を含むスーダンの在留邦人とその家族計8名、希望していた大使館員を含む全 […]
戦闘が続くスーダンから日本人ら45人が、自衛隊の輸送機で近隣の国ジブチへと退避しました。 スーダンから避難してきた日本人ら45人を乗せた自衛隊の輸送機は、日本時間の25日午前1時すぎ、ジブチ市内の空港に到着しました。 避難したのは大使館や国際機関の職員とその家族です。 武井外務副大臣によりますと、疲れてはいるものの、医師の診察を受け、健康状態に大きな問題はみられないということです。 スー […]
国軍と準軍事組織「RSF」による激しい戦闘が続くスーダンで、急がれる日本人退避。 複数の政府関係者によると、スーダンにいる日本人のうち日本政府の関係機関の職員らが国連の職員を退避させる車列に加わり、首都ハルツームからスーダン北東部のポートスーダンへ。そして周辺国ジブチで待機していた航空自衛隊のC2輸送機などがポートスーダンに向かい、ジブチに退避したということです。現地ではいまだに緊張が続く中、スピ […]
スーダンでは、軍と準軍事組織の間で新たに72時間の停戦が始まりました。ただ、直前には退避中のエジプト大使館職員の死亡が伝えられていて、緊張は続きます。 アメリカのブリンケン国務長官は24日声明で、スーダン軍と対立する「RSF」=即応支援部隊が現地時間の25日午前0時から72時間の停戦で合意したと明らかにしました。そして… アメリカ ブリンケン国務長官 「アメリカは直ちに完全な停戦を実施するよう求め […]
国軍と準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」の戦闘が続くスーダンで、外国人の避難が夜通し続いている。 欧州連合(EU)の外交筋がBBCに語ったところによると、現在、1100人以上のEU市民がスーダンから避難している。 BBCニュースサイトの記事はこちら。 https://www.bbc.com/japanese/video-65382428 YouTubeのBBCチャンネル登録はこちらから。http […]
政府は、情勢が悪化しているスーダンから新たに8人が出国し、首都ハルツームで退避を希望する日本人全員の退避が完了したと明らかにしました。 (岸田総理)「本日未明にかけ、大使館関係者を含むスーダンの在留邦人とその家族、計8人が出国したという報告を受けております。希望していた大使館員を含む全ての在留邦人の退避が完了いたしました」 日本時間のきょう未明、日本のスーダン大使館員や国際機関の関係者など45人が […]
スーダンからの退避を希望する日本人を乗せた自衛隊機が、ジブチに到着した。 退避した日本人がスーダン脱出の舞台裏を語った。 日本時間25日午後4時過ぎ、FNNが話を聞いたのは、スーダンで支援活動をしているNPO法人の川原尚行理事長。 退避する際の緊迫した状況を明かした。 NPO法人ロシナンテス・川原理事長「(23日)朝4時、国連前集合だからということで、バタバタ用意した。車での移動がすごく危険なので […]
軍事衝突が続くアフリカのスーダンから日本人とその配偶者45人が自衛隊機で退避し、きょう未明、周辺国のジブチに到着しました。 スーダンから日本人を退避させるため派遣された自衛隊のC-2輸送機は、日本時間のきょう未明、日本人とその配偶者45人を乗せ、周辺国のジブチに到着しました。 中には子どもの姿もあり、現地で対応にあたった武井外務副大臣によりますと、退避してきた人は疲れた様子を見せながらも健康状態に […]
アフリカ3番目の大国のスーダンで4月半ば以降、2つの軍事組織が政権をめぐって衝突し、首都ハルツームなどで多数の死傷者が出ている。 その中心には、国軍トップで実質的な大統領のアブドゥル・ファッターハ・ブルハーン将軍と、準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」を率いるモハメド・ハムダン・ダガロ司令官(通称「ヘメティ」)がいる。 なぜ2人の権力争いが衝突に発展したのか、解説する。 BBCニュースサイトの記事 […]
スーダンで軍事衝突が拡大する中、WHOは、国内の研究施設が占拠され、コレラなどの病原体が流出する「バイオ・ハザード」のリスクが高まっていると発表しました。 スーダン軍と準軍事組織「RSF」による戦闘では、これまでに459人が死亡し、被害は拡大しています。 こうした中、WHO=世界保健機関は25日、ハルツームにある「コレラ菌」や「はしか」などの病原体を保管している国立の研究施設が、占拠されたと発表し […]